神前式(和装挙式)をお考えの方、はじめまして。
このたび、令和2年の1月某日に神前式をあげました、当ブログ管理者の…
みなさん、『神前式』って どんなイメージを持たれていますか?
- 格式高い? とっつきにくい ような…
- チャペルウェディングのような華やかさがなさそう
といった意見がありそうです

今回、神前式というものを実際にやってみて思ったことは、、
たしかに、華やかさといった部分ではチャペルウェディングよりかは ないかもだし
厳粛な感じで緊張感もあったけど…
日本でしかできないであろう、伝統の式を自分たちができるという満足感は とてもありました。
挙式に悩むA子さん神前式って 実際どんな感じで 進行していくものなのだろう?
費用に悩むC香さんなるべく費用をおさえつつ、 でもちゃんとした挙式をしたい!
こういった悩みを抱えている方がいらっしゃるかもしれません。
かくいう僕らも、実際に神前式をしようと決めたときは 同じように悩み、考えた部分でもありました。
そんな思いから、僕らの経験談を交えつつ
- 実際に僕らが行った、神前式場 選びと挙式費用について
- 神前式の手順について(式次第とは? リハーサルはするの?など)
- カメラマンさんの依頼や着付けなど、それらの費用をなるべく抑えるために僕らが実践したこと
などを紹介していきます。
式を行う場所によっては、段取りや手順などが変わってくると思います。
僕らが行った神前式は、ひとつの参考例ということで読んでもらえたらと思います
※また、結婚式と同じくらい大事なイベントでもある入籍
その入籍のときに必要となる書類関係や、苗字が変わった際に名義変更しておく必要のあるものを こちらの記事にまとめましたので、気になる方はどうぞ!

神前式の会場選び
神前式ができる場所は
全国にある神社であったり、庭園や○○園のような場所でするのも “神前式” という くくりで表記されるみたいです(てっきり神社だけかと思ってたのは ここだけの話w)
こちらに全国の神前式できる式場が掲載されています →☆マイナビウエディング☆
また、こんなアンケートのデータもあります。
Q・神前式を挙げた場所はどこですか?
A・①神社 50% ②ホテルなどの館内神殿 48% ③その他 2%
場所と、選んだ理由
僕らが式をおこなったのは、和歌山県にある熊野速玉大社です。
熊野速玉大社は、和歌山県新宮市にある 由緒正しき神社で
熊野本宮大社、熊野那智大社とともに世界遺産でもあります。
神前式は 熊野本宮大社・熊野那智大社でもできますが、僕らは式に参加される方々のことなどを考慮して熊野速玉大社にさせていただきました。
[考慮した部分]というのは?
三つの神社それぞれは比較的近い位置にはあるものの、神社によっては山深い場所にあるためアクセスが大変という側面があります。
熊野速玉大社は新宮市内にあって交通のアクセスも 他の神社と比べ容易であったということも ここに決めた理由の一つになってます
ご覧のように街中に近い場所に熊野速玉大社はあります
費用について
熊野速玉大社での神前式には 三つのパターンがあり、それぞれ内容が異なってきます。
式の内容と費用については以下の通りです
初穂料 | 場所 | 内容と時間 | |
松式 | 十万円 | 御本殿 | 神楽奉奏あり・約40分 |
竹式 | 五万円 | 儀式殿 | 神楽奉奏あり・約40分 |
梅式 | 三万円 | 儀式殿 | 約30分(神楽なし) |
カンタンに説明すると…
◎御本殿とは
その神社の神様が祀られている場所(お賽銭とか入れに行く場所とかですね)から すぐ近くで式が執り行われます。
神様の前なので、本当に身の締まる気持ちに ^ ^;;
参列者の人数が30人を超えてくる場合などは こちらを選ぶといいと思います
普通にお参りに来た人に見られながらの式になるため、違った意味で緊張感があります 笑
◎儀式殿とは
神棚のようなものが神社内にあり、そこで式を行います。
参列者の人数が多くない場合(30人未満)は こちらでもいいかなと。
御本殿と違い、他人様に見られながらの式ではないので緊張感は それほどでもないかと 笑
○神楽奉奏とは
巫女さんが神様の前で舞をすることですね。
今回僕らは取り入れなかったんですけど、きっと優雅なものだと想像できます^ ^
【神前式】手順について
挙式に悩むA子さんお堅い感じの神前式 手順なんて覚えられるかなぁ…(不安)
結婚式の手順や進行に欠かせない『式次第』
これを見れば だいたいの “流れ” がつかめます
…が。。

読んでても ムズカシイ言葉で書かれてるので、なんとなくイメージできる程度。。(^^;)
カンタンに一部抜粋させてもらうと…
- 修祓 →神職さんが、結婚の儀式をおこなう前に お祓いをすること
- 献饌 →神様に召しあがり物を捧げること
- 誓詞奏上 →神様の前で夫婦として歩む誓詞(誓いの言葉)を読み上げる
などになってます
式の手順は うろ覚えでも大丈夫
挙式に悩むA子さんほんとに大丈夫?
僕らのときも
式の前に神職さんに 手順を教えてもらったんですけど(リハーサルなしw)
正直いうと 本番では ほとんど覚えていませんでしたよ 笑 ←それどころではないってね
それでも、無事に式を終えられました〜
理由は
式の最中は進行役の神職さんが段取りを読み上げてくれたからです
なので、うろ覚えでも大丈夫…なはず!?
もしかしたら、式場によっては違ってくるかもなので参考程度に
もう少し詳しく式の段取りが知りたい人へ

挙式に悩むA子さんもうちょっと 式の流れを教えて〜
という人もいると思うので、ここではタイムライン形式で解説しますね^ ^
式の段取り《タイムライン》
-
STEP1神職による お祓いの儀
-
STEP2神様に 御供物をささげる儀式
-
STEP2斎主(神職)が神様に報告をする
-
STEP3新郎新婦が夫婦としての盃をかわす
-
STEP4神様の前で誓いの言葉を述べる
-
STEP5そのままですねw
-
STEP6全員起立して “玉串” をささげる
-
STEP7御供物を下げます
-
STEP8両家の家族で盃をかわす
-
STEP8ご来賓の親族で盃を受ける
-
STEP8神社よりいただける
-
STEP8斎主(神職)さんから いただける
こんな感じですっ!
“親子固め盃の儀” の前あたりで行いますよ
式の段取り〈さらに深堀り〉
上記のタイムラインで わかりにくいのとかあると思うので
さらに深掘りしてみましょう!
①修祓の儀 →神職のお祓いを受けることで、身の穢れを浄化します。
②献饌の儀 →神様が召し上がる御供物(米、水と塩、神酒、山の幸、海の幸、野菜、果物)を捧げます
③祝詞奏上の儀 →神職が神様に、二人が結婚することを報告することを告げる。
④誓盃の儀 →新郎新婦が神酒を三三九度でいただく(本物のお酒なので飲めなければ口につける程度に
⑤誓いの言葉奏上 →新郎新婦が夫婦になることを誓うことばを、神様の前で述べる儀式(読み上げる文は そのとき渡され、新郎が読み上げます)
⑥玉串拝礼の儀 →“玉串”とは御供物と同様に、神様にささげる榊の枝のこと。
※神楽奉奏の儀 →巫女さんが神様の前でお祝いの舞を踊ってくれます。
と、主にこのあたりが難しいところかなと思って抜粋してみました^ ^
挙式に悩むA子さんうん! なんとなく流れがわかったかも♪
挙式にかかる費用を なるべく節約するためにしたこと

結婚式は
衣装、着付け、写真の依頼などで けっこう費用がかかってくるもの
費用に悩むC香さんできるだけ出費を抑えたいなぁ…
抑えられる部分はできるだけ抑えておきたいところですね
ここでは 以下の項目の費用を可能なかぎり抑えられるよう、僕らが実際におこなった方法をお教えします
- 式場での費用
- 着付けやヘアメイク代
- 式の写真
『式次第』は自分でつくる
式次第の原紙は神社でもらうことができますが
それを参列者分、何十枚も もらうのはさすがに…ちょっとねぇ〜。。ヽ(´o`;

外注に依頼したらすぐ何十枚もつくってくれるでしょうが
ここは費用を抑えたいところ(!)
だったら自分たちで作ろう!
こういう 自分たちでもできそうなとこは できる限りやってみましょう(`・ω・´)
作成方法としては、Windowsならエクセルで、MacならGoogleスプレッドシートがいいかもですね。
僕もはじめてGoogleスプレッドシートで作ってみました。
文章作成とか、そういった勉強をしてこなかった僕ですが、コツさえ掴めたらなんとかできました 笑
人間、なんとかしようと思ったら なんとかなるもんですねぇ(^^;)
着付けやヘアメイクは友人・知人のチカラを おかりましょうw
平均でどれくらいかかるのか、調べてみたら…
約7.5万円ほど(!)
これには着付けも含まれてますが、式では お色直しなどもあり
別の衣装を着る場合は プラス2万円ほどかかってくるようです

ここで ひとつ提案。
もしも
美容院で働いている友人がいるのであれば、一度聞いてみることをオススメします!
僕らの場合、運良く美容院で働く友人がいたため
友人価格でお願いすることができました。
知り合いや友人の ありがたさが とても身に染みる経験となりました^ ^
もちろん、ちゃんとお返しはしないといけませんよ
写真は、個人で活動している人に依頼してみる
写真を依頼するのも意外とお金がかかるものなんですよね…
なんせ、式の最中は自分たちはもちろん撮影なんかできないし
親族や友人に頼もうにも、
みんな式に参加しているんだから なかなかムズカシイのですよ。。(いいアングルの写真とか まずムリな話)

費用に悩むC香さんじゃあ、どこに頼もう??
まず思い浮かぶのは、どこの街にも一件はあるだろう 写真屋さん。
ただ、写真屋さんに頼むと(だいたいの相場として)10万円前後はしてきます
注・そのぶん、クオリティは申し分ないとは思いますが・・・
「う〜〜ん、、もう少し安くできないかなぁ。。(心の声)」
この悩みの解決策を、えむさんが見つけてくれました
写真家の人がインスタを利用して、個人で出張撮影をしてるそうで
いろいろ調べてくれて見つけてくれました!
出張撮影の依頼をさせてもらったところ、快く引き受けていただきました^ ^
個人としてやっているので、料金は 人によって変わってくるとは思いますが
少なくとも写真屋さんに依頼するよりかは安く済ませることができるはずです!
もしも、そういった方を見つけることができたら一度連絡をとってみることをオススメします。
SNSは、使い方しだいで本当に役立つ有効なツールだと僕は思います( ^ω^ )
今回、偶然にも式を行う地域の近くで活動している人に出会うことができましたが
場所によっては遠くから呼ぶことにもなるかと。。
そうなった場合は、交通費なども加味しておく必要はあります
[まとめ]神前式のための準備〜本番、費用について
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した内容は 以下の通りです
- 実際におこなった神前式の概要
- 熊野速玉大社での挙式、その金額等
- 費用を極力抑えるために実践した対策

結婚式は人生における一大イベントの ひとつでもあり
できるならばお金のことは考えずに行えたら、そりゃあ最高だと思います。
でもそこはお互いの考え方であったり生活スタイルで変わってくるもの。
自分たちが考えて
あとで後悔がないような素敵な式をしてもらえたらと思います( ^ω^ )
最後まで読んでいただき ありがとうございました!