こんにちは、たか です^ ^
この記事を読みにこられた、ということは おそらく…
友人1登山、おもしろいよ!
友人2綺麗な景色に癒されるよ♪
と知人や友人に言われて、ちょっと興味を持ち始めた方が多いのではないかと思います。
でも、登山に限らずですが、あらゆるものには多かれ少なかれルールやマナーというのがあるものです。
登山初心者やってみたいけどなぁ、、 変なことして迷惑かけちゃうとヤダなぁ…
そんな心配をしている方に向けて、この記事では登山における基本的なルールやマナーを5つ紹介させてもらおうと思います。
紹介するのは以下の5つ
- 登ってるとき(または下りてるとき)に すれ違うときのマナー
- 登山届け提出のルール
- 「落石してしまった!」その時の対処法
- 山岳ヘリコプターを見つけても手を振らない
- 山のトイレのマナー
ひとつずつ見ていきましょう
[登山道]すれ違いのときは、どちらが優先?
人気のある山や、学校登山でも使われているような登りやすい山を歩いている場合に遭遇する出来事、それは…
登山道でのすれ違いです。
登山道が狭いときとか、どちらを優先すべきなのでしょうか?
基本は “登り優先”
理由は定かではありませんが、、登るときは足下を見ることが多く、進行方向から先の登山者に気付かないからとも言われています。
対して下る場合は、足元と進行方向がシンクロするので、登ってくる登山者に気付きやすいのです。
登り優先だけど、状況により臨機応変に
いくら登り優先だからといって、どんなときでも “登る側が先に行く” という考えは持たないようにしましょう。
その場での状況により、下りの人を先に行かせるのも必要だということを理解してくださいね。
自分が必死に登っているとき、下ってくる人と すれ違う。
登りが優先だから、自分が先に行かないと…(でもキツいー)
まてよ?
だったら、下ってくる人に先に行ってもらって自分は小休止しよっと。。
→譲り合いの気持ちも大事!
基本の部分は覚えておいて、あとは状況に応じた判断を。
特に 混雑してるときの登山道では、譲り合いの精神を忘れないようにしましょう
また、自分が大勢の人と一緒に登っているときなどは、周りの状況に目が行き届かないこともあります(話に夢中になってたり…ね・汗)
そういうときこそ、自分が率先してルールやマナーをしっかり守っていけたらいいですね^ ^
本当に凄い人って、山に登っている回数が多い人ではなく、ルールやマナーなどがちゃんと守れている人ではないかなと僕は思っています。
すれ違うときは、挨拶するのも大事なこと
山に一度でも登ったことのある人は気付くかと思いますが
すれ違うときなど、だいたい皆さん挨拶してくれます。
まぁ、、なかには集中して登ってるからウチは挨拶しないっていう人たちもいますが…(リアル体験談)
挨拶されると嬉しいし、こっちも積極的に挨拶したくなります^ ^
良き連鎖♪
山での挨拶はコミュニケーションとしてするのもそうなんですが、もうひとつ、とても大事な理由があります。
それは、万が一遭難した場合に挨拶した自分のことを相手が覚えてくれていることがあるからです。
挨拶した相手が「あの場所で見た」と覚えていてくれれば、遭難した時に発見されやすくなるという助けにもなります。
挨拶には、そういった効果もあることを覚えておいてください。
- 登る側が優先ではあるけれど、そこは譲り合いの気持ちをもって。
- 挨拶は大切なコミュニケーション。
[登山届け]必ず提出しなければいけないの?
結論から言いますと
登山届けは、出した方が 自分や周りの人のためになります
その理由は、遭難したときの手掛かりになり発見されやすくなるからです。
登山初心者登山届って、どこに出せばいいの?
登山ポストに登山届けを出す
山に登るとき、登山道の出発地点には こういったポストが設置されているところがあります。
登山ポストです。
山に登るときには この登山ポストに
- 氏名・住所・連絡先
- どういった行程で歩き、何泊するのか
- 装備品の有無と、食料は どれくらい持ち合わせているか など
これらを紙に書いて投函することになってます(記入用紙は登山ポストにあることがほとんどですが、WEBからダウンロードすることもできます)
また、場所によっては登山ポストがないところもあるので、そういったときは次に掲げる『インターネットから登山届けを出す』を利用するといいでしょう
インターネットから登山届けを出す
オンライン経由でも登山届けを出すことも可能です。
サイトとしては 《コンパス》が有名。
記入内容は紙で書くことと ほとんど同じですが、オンラインを使うメリットというのがいくつかあるので紹介すると…
- いつでも記入・提出できて、当日 登山開始するときの時間短縮になる
- もしも遭難した場合に、家族や友人に “下山されていない通知” が送られる
- もしも遭難した場合に、警察がおこなう 個人特定の捜査が短時間でできる
- 紙を使わないことによる、資源の無駄遣いを減らせる
どんなものでも初期の頃は設定などに時間がかかる
デメリットも書いてみました(笑)
ちなみに、紙の登山届けのメリット・デメリットは
オンラインで使う場合の逆になってると思ってください。
場所によっては、登山届けの提出が義務の地域もある
義務?と思った方もいるかもしれませんが
登山届けの提出は一部の地域を除いて任意となっています
つまり、出さなかったからといって罰則はありません。
ただし、以下の地域では登山届けを提出しないと入山することができなかったり、仮に遭難した場合などは罰金などの処罰を受けることがあります。
など
ここに挙げたのは一部になりますので、他の県について知りたい人は下記の《コンパス》のサイトへ↓
- 登山届けの提出は任意だけど、山に入る基本として出すようにしましょう。
- 家族や友人のためにも提出しましょう。
[不意の落石]そのときどうする?
山といってもいろんな山があり、草木が生茂る山もあれば 岩がむき出しになった…
こういった岩の山もあります(汗)
岩が多い山で注意しなければいけないこと、それは落石です。
どんな小さな石ころでも、斜面を転がり落ちれば かなりの落下スピードになり、それが人に当たれば 重大な事故に繋がる恐れがあります。
歩きかたによって落石を防ぐ方法もありますが、そういった場所を歩き慣れてない人には むずかしいところ…
もしも落石してしまった場合は 声を出して下の人に落石してしまったことをアピールしましょう!
よく聞くアピールヴォイス(ん?)は
『らーーくっ!!(落石の “落”)』です ←ほんとですよw
- 落石しないように意識して歩きましょう
- それでも落石してしまったら 声を出してアピール!
[山のヘリコプター ]見つけても手は振らないこと!
山の中にいると、ヘリコプターが飛んでるのを度々見かけると思います。
山で見るヘリコプターは主に ふたつの目的があって飛んでいます。
それは
- 山小屋に物資を運ぶため
- 遭難した人を探すため
です。
タイトルの “ヘリコプターを見つけても手は振らないこと” というのは何故か??
それは
ヘリコプターが遭難者を探している場合、手を振っていると “私はここで遭難しています” というのをアピールすることになってしまうからです
ヘリコプターに乗ってる救助隊に迷惑がかかるし、なにより遭難者の発見が遅れる可能性もあるため
けっして好奇心で 手を振ることはしないようにしましょう。
補足として、ヘリコプターは車体の色によって種類を見分けることができます。
赤 →消防防災
青 →警視庁・県警
迷彩 →自衛隊
それ以外 →民間
山でヘリコプターを見ても、安易に手を振るのはやめましょう
[トイレ]有料なのには わけがある
山のトイレは “チップ制” になっているところが多いです。
チップの料金は基本100円。 場所によっては300円などになってます
登山初心者なぜトイレ使うのにお金がかかるの?
日常の生活ならば、トイレにお金を払うって考えられないと思います。
理由は
“排泄物の処理や維持管理に使われるため” にコストがかかるからです。
トイレのチップは強制ではなく、利用する人の善意で払うということになってます。
ですが、整備してくれている人たちのことも考えると、自分が協力しない理由はないのでは?と思いませんか?
トイレを無くさないためにも、協力できるところは協力していきましょう
[おまけ]お湯を沸かすバーナーはどこでも使えるの?
山の上で飲むコーヒーは美味しい♪
そういえば、お湯を沸かすのに使うバーナーって、決められた場所でしか使ってはいけないんだろうか?
結論から言えば、どこで使っても問題はありません。
ただし 火気の取り扱いには十分注意して、安全に山ごはんを楽しみましょう^ ^
以上の5つ +α の基本的なルール&マナーを守って、アナタの山ライフをエンジョイしてくださいませ♪
最後まで読んでいただき ありがとうございました!