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ロープウェイで一気に標高2,600m台まで上がれる、中央アルプスの千畳敷カール

そこから僕たち夫婦が目指したのは、鋭くとがった岩峰宝剣岳(ほうけんだけ)です。

結論から言うと——鎖場の緊張感、山頂は断念する判断、そして奥さんが挑んだ「トロルの舌」まで、正直に振り返るとかなり中身の濃い一日でした。
下山後には、霊犬早太郎の伝説が残る光前寺(こうぜんじ)にも立ち寄っています。

たか
たか
今回は、僕の”できなかったこと”も正直に書きますね(^^;

この記事はこんな人向けです:
– 宝剣岳登山のコースタイムや鎖場の様子を知りたい方
– 千畳敷カールからのアクセス方法を確認したい方
– 光前寺・早太郎伝説について知りたい方


旅のスペック:宝剣岳登山+光前寺

  • 訪問日:2022年8月8日
  • メンバー:夫婦2人
  • アクセス:駒ヶ根ロープウェイ(千畳敷カール行き)
  • コース:千畳敷カール〜乗越浄土〜宝剣岳(山頂手前まで)
  • 所要時間:約3時間30分(木曽駒ヶ岳へは行かず、宝剣岳のみ)
  • 下山後:光前寺(早太郎伝説の寺)に参拝

宝剣岳とは|千畳敷カールから見上げる鋭峰

宝剣岳は、中央アルプス(木曽山脈)にそびえる標高2,931mの山。駒ヶ根ロープウェイを使えば、しらび平駅から千畳敷駅まで一気に標高を稼げるため、日帰りでも本格的な岩稜登山を楽しめるのが魅力です。

千畳敷カールに降り立った瞬間に見上げる、切り立った岩峰の姿は迫力満点。
「あの尖った岩を登るのか」と、僕たち夫婦もこの時点で少し気合が入りました。


アクセス|駒ヶ根ロープウェイで千畳敷カールへ

しらび平駅から千畳敷駅まで、駒ヶ根ロープウェイで一気に標高約950mを登ります。日本アルプスを走る唯一のロープウェイとも言われ、乗っているだけでも十分に絶景です。

たか
たか
ロープウェイを降りた瞬間、目の前に千畳敷カールが広がって、もう別世界でした。

乗越浄土までの急坂|宝剣山荘が見えてくる

千畳敷カールから歩き出すと、まず待っているのが乗越浄土(のっこしじょうど)までの急坂です。

正直、ここが体力的には一番きつい区間でした。息を切らしながら登りきると、稜線上に宝剣山荘が見えてきます。木曽駒ヶ岳と宝剣岳の分岐点でもあり、多くの登山者がここで一息ついていました。

今回僕たちは木曽駒ヶ岳へは向かわず、宝剣岳一本に絞って進みました。


宝剣岳の鎖場|足場が狭く、慎重にならざるを得ない

宝剣山荘から山頂方面へ向かう途中、鎖を使って渡る岩場が一箇所あります。

ここは正直に伝えておきたいのですが——足場が狭く、慎重に進まないと危ないと感じた場所でした。鎖はしっかりしていますが、油断すると滑落につながりかねない緊張感があります。

両手両足をしっかり使い、焦らず一歩ずつ進むことが大切です。


山頂は断念|正直に、無理はしませんでした

宝剣岳の山頂は非常に狭く、僕たちはそこまで進むのを断念しました。

たか
たか
“登れるかどうか”より”無理はしない”を優先しました。狭い岩場での判断は慎重すぎるくらいでちょうどいいと思います。

もちろん、経験を積んだ登山者であれば問題なく登頂できる場所だとは思います。ただ、その日の自分たちの状態・技量に自信が持てなければ、引き返す判断も大切だと感じた場面でした。


奥さんが挑んだ「トロルの舌」|僕は高所恐怖症で断念

宝剣岳周辺には、もうひとつ有名な岩場があります。「トロルの舌」と呼ばれる、鋭く突き出た岩です。

ここに——奥さんが果敢にチャレンジしていました。

えむ
えむ
せっかく来たから、行けるところまで行ってみようと思って!

正直、僕はその姿を見ているだけで足がすくみました。
高所恐怖症が出てしまい、僕自身はとても挑戦できる状態ではなかったんです(^^;

たか
たか
今回、勇気があったのは完全に奥さんの方でした(笑)僕はカメラマンに徹しました。

普段とは逆の構図でしたが、こういう役割の入れ替わりも夫婦登山の面白いところだと思います。


天候の変化|宝剣岳を境に曇り始めた空

登り始めは天気が良かったのですが、宝剣岳からトロルの舌のあたりに差しかかる頃には、空が曇り始めました

中央アルプスの稜線は天候が変わりやすいので、行動時間には余裕を持って計画するのがおすすめです。


持ち物リスト|宝剣岳登山で必要なもの

必須装備

  • 登山靴(岩場が多いためソールがしっかりしたもの)
  • グローブ(鎖場で手を守るため)
  • レインウェア(稜線は天候が変わりやすい)
  • 防寒着(標高2,900m級は真夏でも冷える)
  • ヘッドランプ・地図(コンパス)

あると便利なもの

  • 行動食
  • 予備の靴下
  • タオル

鎖場・岩場が続くコースのため、グローブは特におすすめです。


光前寺|霊犬早太郎伝説の寺へ

宝剣岳登山のあとは、駒ヶ根市にある光前寺(こうぜんじ)へ立ち寄りました。
約1,100年の歴史を持つ天台宗の古刹で、「霊犬早太郎(はやたろう)」の伝説で知られるお寺です。

早太郎伝説とは

今から約700年前、光前寺で飼われていた強い山犬・早太郎(別名・しっぺい太郎)が、遠州(現在の静岡県磐田市)の見付天神で行われていた人身御供の風習を断つため、村人に代わって化け物と戦ったという伝説です。早太郎は化け物を退治しましたが、自身も深手を負い、光前寺に戻ったのちに息を引き取ったと伝えられています。

境内には、その早太郎のお墓が今も残されています。

正直な感想として、特別に何かを強く感じたわけではなく——「こんな感じかぁ」というのが率直な印象でした。ただ、境内には立派な三重塔があり、寺院の周りも綺麗に整えられていて、静かで落ち着いた空気の場所です。

たか
たか
派手さはないけれど、700年前の伝説が今も大切に守られている場所だと思うと、それだけで訪れる価値はあると思います。

なお、御朱印はいただかなかったので、次回訪れる際の宿題にしたいと思います。


今回の宝剣岳登山+光前寺、満足度は?

項目 評価・感想
千畳敷カールの景色 ★★★★★ ロープウェイで一気に絶景へ
宝剣岳の鎖場 ★★★★☆ 緊張感はあるが達成感も大きい
「トロルの舌」(奥さん挑戦) ★★★★★ 夫婦登山の面白い一場面に
光前寺・早太郎伝説 ★★★☆☆ 静かな佇まい。伝説を知ってから行くとより楽しめる
登山全体の満足度 ★★★★★ 断念した判断も含めて良い経験に

まとめ:無理はしないことも、登山の実力のうち

千畳敷カールからロープウェイで一気に登れる宝剣岳は、手軽さと本格的な岩稜登山を両方味わえる山でした。

鎖場の緊張感、山頂を断念した判断、そして奥さんが挑んだ「トロルの舌」——「行けるところまで、でも無理はしない」という登山の基本を、あらためて実感した一日になりました。

たか
たか
僕の高所恐怖症も含めて、正直に書いてみました(^^;
また性懲りもなく挑戦してみたいと思います。

下山後に立ち寄った光前寺の早太郎伝説とあわせて、中央アルプス・駒ヶ根エリアの旅の参考にしていただけたら嬉しいです。


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