日本…いや、世界でも有数の山岳観光地とされている、標高約2450mの場所にある室堂(室堂平とも言われる)をご存知でしょうか?
ここの魅力はなんといっても息を呑むような山の景観。
登山の拠点となっていますが、登山をしない一般の人でも公共交通機関を使って来ることができる場所でもあるため、シーズン期間には本当にたくさんの人が訪れます。
ただ、ここ(室堂)に来るまでに使う乗り物の
Aくんどれを乗ればいいのかわからない!
といった声もよく聞きます。
また
S美さん乗り物にいっぱい乗るみたいだけど、
どれくらいの時間がかかる?時刻表とかあればいいな
と言った声も聞きます。
そこで今回は
- 立山および扇沢から室堂への【立山黒部アルペンルート】を使ったアクセス方法や時間、料金について紹介
- 車を使って立山、扇沢へ行くためのルートを解説
- 室堂の魅力とは
といった内容を書いていきたいと思います。
登山歴10年以上、これまでいろいろな山に登ってきた経験から そこに至るまでの最適な行程を考えるのが好きな私が、立山をまだよくわからない人や立山黒部アルペンルートってどう乗り継げばいいかわからない!といった悩みを持った人の一助になればと思い書きましたので、ぜひ読んでいってもらえたらと思います^ ^
ツアー会社を利用して立山黒部に行ってみたい方は、プラン内容が充実しているクラブツーリズムのツアーがいいかなと思います^ ^
立山〜室堂へのアクセス方法や時間、料金を紹介
室堂にアクセスする方法は2パターンあり、ここでは富山県側にある立山駅からのアクセスを紹介していきます。
アクセスの順序としては以下の感じになります。
乗り物に乗る回数は2回、バスに乗って寝てたら到着です(笑) はじめに料金について。 立山〜室堂までの全ての乗り物を乗るのに往復で一人7,380円になります。 別々に乗り物を乗る、ということはあまりないとは思いますが、念のためにそれぞれの料金がいくらになるかを知りたい方は こちらを参照にしてください。 次に立山から室堂までの時刻表はこちら時刻表と料金について
※運行されていない期間は時刻表が表示されていない場合があります。
🔴や🔺の赤い印がついているものは、時期などで運行の可否が変化しますので注意です。
それを踏まえて、立山から室堂までの始発は基本AM 7:20となっています(室堂到着は8:30)
アルペンルートの料金をお得にする方法
以下の方法があります。
《WEBきっぷ》
きっぷ売り場に並ばなくていいので、混雑時など間違いなくメリットがあるのでおすすめですし、「当日に買いに行けばいいや」と思っていたら満席で買えなかった、、なんてこともあるので事前に購入しておくのがいいと思います。
また、期間限定のきっぷも販売されたりしますので要チェックですね。
https://www.alpen-route.com/access_new/recommend-tickets_new/web.html
購入方法としては以下の通り
《立山黒部アルペンきっぷ》
JR東海とJR西日本が販売しているお得なきっぷで、個々で買うよりも5000円ほど お安くなっているようです。
また、このきっぷのメリットは、アルペンルート内は追加料金がかからず何度でも乗り降りできるところにあります♪(これはすごい!)
デメリットとしては、利用する電車によっては本数が少ないので注意が必要です。
https://www.alpen-route.com/access_new/recommend-tickets_new/advance02.html
《旅行商品と組み合わせ》
旅行会社のツアーや宿泊施設と組み合わせたい場合は こちらを利用するとアルペンルートのきっぷがお得になると思います。
https://www.alpen-route.com/access_new/recommend-tickets_new/advance03.php
それぞれの旅行会社のメリットについては上記サイトの旅行会社へアクセスしてもらえればと思います。
扇沢〜室堂へのアクセス方法や時間、料金を紹介
次に、長野県側の扇沢駅から室堂へのアクセス方法を紹介していきます。
扇沢駅は、長野県大町市という、関西電力・関電トンネル電気バスのバス停留所がある駅となっています。
関東方面から室堂に行く場合、立山駅よりも扇沢駅の方がアクセスしやすいと思います。
アクセスの順序としては以下の感じになります。
トータルで乗り物に4回乗り、途中歩いたりして、所要時間は扇沢駅から室堂駅まで約1時間ほどかかります。
次は、それぞれの乗り物の時刻表と料金について解説していきます。
時刻表と料金について
はじめに料金について。
扇沢〜室堂までの全ての乗り物を乗るのに往復で一人12,300円になります。
別々に乗り物を乗る、ということはあまりないとは思いますが、念のためにそれぞれの料金がいくらになるかを知りたい方は こちらを参照してください。
次に扇沢から室堂までの時刻表はこちらになります。
※運行されていない期間は時刻表が表示されていない場合があります。
🔴や🔺の赤い印がついているものは、時期などで運行の可否が変化しますので注意です。
それを踏まえて、扇沢から室堂までの始発は基本AM 7:30となっています(室堂到着は8:55)
アルペンルートの料金をお得にする方法
以下の方法があります
《WEBきっぷ》
きっぷ売り場に並ばなくていいので、混雑時など間違いなくメリットがあるのでおすすめですし、「当日に買いに行けばいいや」と思っていたら満席で買えなかった、、なんてこともあるので事前に購入しておくのがいいと思います。
また、期間限定のきっぷも販売されたりします
https://www.alpen-route.com/access_new/recommend-tickets_new/web.html
購入方法としては以下の通り
《立山黒部アルペンきっぷ》
JR東海とJR西日本が販売しているお得なきっぷで、個々で買うよりも5000円ほど お安くなっているようです。
また、このきっぷのメリットは、アルペンルート内は追加料金がかからず何度でも乗り降りできるところにあります♪(これはすごい!)
デメリットとしては、利用する電車によっては本数が少ないので注意が必要です。
https://www.alpen-route.com/access_new/recommend-tickets_new/advance02.html
《旅行商品と組み合わせ》
旅行会社のツアーや宿泊施設と組み合わせたい場合は こちらを利用するとアルペンルートのきっぷがお得になると思います。
https://www.alpen-route.com/access_new/recommend-tickets_new/advance03.php
それぞれの旅行会社のメリットについては上記サイトの旅行会社へアクセスしてもらえればと思います。
【立山駅】車でのアクセス方法を解説
ここでは車を使って立山駅まで行かれる人に向けてのアクセス方法を紹介していきます。
関東方面から立山駅へ
関東方面から立山インターチェンジへと向かうルートは2パターンあります。 同じ北アルプスの安曇野や松本、扇沢方面も検討しているんだよなぁという人は藤岡JCTから上越自動車道にのって更埴JCTへ。
やっぱり立山に行く!となれば、そのまま上越自動車道を進み、上越JCTから北陸自動車道に合流するルートをいきましょう。
立山しか目指してません!という人は藤岡JCTから関越自動車道を進んで長岡JCT方面へと向かい、北陸自動車道に合流しましょう。
一般道に入ったら、『国立公園・立山』の標識が見えてくると思うので、その標識に従いながら国道3号〜6号線と進むこと約40分ほどで立山駅に到着します。
どちらのルートから向かっても約5時間半くらいはかかると予想されますので、休憩をとりつつ向かってくださいね^ ^
関西方面から立山駅へ
米原JCTまで出れば北陸自動車道と合流するので、富山ICまで迷うこともないかなと思います。 一般道に入ったら、『国立公園・立山』の標識が見えてくると思うので、その標識に従いながら国道43号線と進むこと約40分ほどで立山駅に到着。 約4時間半ほどの行程が予想されます。 “小矢部砺波” と書いて “おやべとなみ” と読みますので、検索するときの参考にしてください(僕はこの漢字が読めなかったので 笑) こちらも大阪方面と同様、比較的迷うこともなく富山ICまで行けるのではないかなと思います。 一般道に入ったら、『国立公園・立山』の標識が見えてくると思うので、その標識に従いながら国道43号線と進むこと約40分ほどで立山駅に到着。 時間にして約4時間ほどかかると予想されます。 次に、車を使って扇沢駅まで行かれる人に向けてのアクセス方法を紹介していきます。 一般道に入り、国道147〜45号線へと進むと『大町』『黒部ダム』の標識が現れるので、標識に従いながら進むこと約60分ほどで扇沢駅に到着します。 トータルで約3時間40分ほどかかると予想されます。 一般道に入り、国道147〜45号線へと進むと『大町』『黒部ダム』の標識が現れるので、標識に従いながら進むこと約60分ほどで扇沢駅に到着します。 トータルで約5時間半ほどかかると予想されます。 一般道に入り、国道147〜45号線へと進むと『大町』『黒部ダム』の標識が現れるので、標識に従いながら進むこと約60分ほどで扇沢駅に到着します。 トータルで約3時間半ほどかかると予想されます。 あらためて、今回紹介した室堂とはどんなところかを解説したいと思います。 立山の魅力といえば、登山をしていないと見られないような、山の上からの絶景を誰でも気軽に見られるところではないかなと思います^ ^ また、高山ならではの植物や動物なんかも見られるので、普段の生活とは違った世界を味わうことができるのも魅力ではないでしょうか。 こんな世界もあるんだと、素敵な発見があるのではないでしょうか^ ^ 《立山玉殿の湧水》 立山室堂の地層の中で200年以上もの年月をかけて濾過されたものがここ『立山玉殿の湧水』から流れ出ています。 夏の時期でも水温が2〜5℃と冷たく飲みやすいという特徴があります。 昔から、ここから登山に向かう人や観光に来られた人たちの喉を潤してきた湧水をぜひ飲んでみてもらえたらと思います^ ^ また、立山玉殿の湧水の採取可能な期間は、雪が解けた7月から積雪がはじまる11月までとなっています。 《立山自然保護センター》 ※写真は引用しました ここは立山の自然や歴史について学ぶことができる場所となっていて、館内では大型のジオラマなどを展示して立山がどのような地形になっているかなどを紹介しているブースなどもあります。 他には、天然記念物の雷鳥や高山植物などといった、立山の自然に触れ合える場所ともなっていますので、立山の魅力をもっと知りたい方はぜひ足を運んでみてください。 《みくりが池》 室堂周辺にはいくつもの池がありますが、「室堂で池といえば」と聞かれたら必ずといっていいほど名前の出てくる、それがこの『みくりが池』となっています。 室堂のシンボルでもある みくりが池の周囲は約630メートル、水深約15メートルほどとなっていて、北アルプスで最も美しい火山湖とも言われています。 池の周りを1周ぐるりと散策しても40分~1時間と、手軽な散歩コースとしても人気。 また、天候と撮影する場所がバッチリ合えば、紺碧の水面に「逆さ立山」を見ることができますよ。 今回は室堂に行くために必須となる交通機関でもある『立山黒部アルペンルート』について を解説していきました。 今回は立山駅、扇沢駅まで車で行くためのアクセス方法を紹介しましたが、別途バスや電車を利用した場合のアクセス方法も紹介していきますので、気になる方はチェックしてもらえればと思います^ ^ 山の絶景を気軽に味わえる『立山黒部アルペンルート』で、非日常体験をしてみてください。 名古屋方面から立山駅へ
【扇沢駅】車でのアクセス方法を解説
関東方面から扇沢駅へ
関西方面から扇沢駅へ
名古屋方面から扇沢駅へ
室堂の見どころは?
写真映えするスポットが多数
ここに来たら行ってみてもらいたい場所
おわりに