今回は 近畿最高峰とされている山、大峰山脈にそびえる八経ヶ岳を紹介します!
なんか構えちゃうなぁ。。
初心者の方からしたら構えてしまいがちな ワードの一つが “最高峰” かもしれませんね。
でも、このブログを読み進めていってもらえたら
「なんだ、実はそんなに構える必要はないかも♪」と感じてもらえるかもしれません^ ^
また、その他にも
この山を登ったことがない人が、未体験の八経ヶ岳を歩いてもらうために知っておいてほしい情報を紹介したいと思います。
紹介するのは この三つになります
- “最高峰” といっても、実は “あの山” と比べても100mしか差はない!?
- 登山口or駐車場の情報と、登山ルートのカンタン解説
- この周辺にある施設を紹介
大峰山脈という、大昔の修験者が開拓した道を歩くなんてワクワクしませんか?
このブログを読んでもらって、ぜひ この山へ興味を持ってもらえたらと思います。
※同じ大峰山脈の【釈迦ヶ岳】に以前 登らせてもらいました。
よかったら こちらもどうぞ
↓
【はじめに】ゆる登山夫婦が、登る山を決める基準とは?
本題に入る前に
ワタシたちが登山をするときにまず最初に考える基準は この三つ
- 日帰りでも行けるか or コースタイムは長くないか
- 景色は綺麗か(眺望が良い、花が綺麗など)
- 小屋などのごはんは美味しいか ←けっこう大事(笑)
この三つが全て当てはまればすぐにでも 『行きたいリスト』に入りますし
必ず一つ入っていることが条件にもなっています。
山へは、ピークを目指すよりも その過程を楽しみたいタイプなので
苦しい登山は よっぽどでない限りはしない系の夫婦です(笑)←雨の日登山とかですね
そんなことを踏まえつつ、八経ヶ岳の解説いきます!
最高峰といっても 実はあの山と比べても100mしか差はない!?
最高峰と言ってもそんなにビビることはありません。
というのが結論になるでしょうか^ ^
なぜかというと
八経ヶ岳の標高は1915mとなってて、“最高峰” と呼ばれるだけあって この近辺の山(鈴鹿山脈など)と比べたら それなりに高いのは間違いありません。
ですが、実は…
駐車場から頂上へと登っていく標高差だと、三重県でも有名な山である “あの山=御在所岳”。
この山で最もオーソドックスな登山口の “中道登山口” と比較しても それほど変わらないんです。
- 中道登山口〜御在所岳 →約700mの標高差
- 行者環トンネル登山口〜八経ヶ岳 →約800mの標高差
初心者Cさん100mくらいなら 頑張れるかも 笑
御在所岳へのコースタイムは2時間半くらいなので、100mぶんの時間を考えると だいたい3時間ちょっとくらいかな?とは思ってます。
ただし、注意する点もあるので それを次に解説していきます。
注意点
注意点は二つあります
- 登りはじめの急登がツラい…(ガンバレ!)
- 終盤の登り返しが、地味に堪える。。
①登りはじめの急登がツラい
八経ヶ岳の駐車場からスタートすると いきなり400mくらいガッツリ登る急登が待っています(汗)
(写真では伝わらない、もどかしさ)
おそらく ここが八経ヶ岳 踏破のキモになると思います。
②終盤の登り返しが地味にツラいところ
序盤の急登を終え 弥山小屋までは
平行移動〜微妙な登り〜木の階段など、ジワジワと(例えばボディーブローのように)足に疲れがたまってきます。
弥山小屋からは いったん下ってからの登りになってます(体感では50〜80mくらいの高低差)
ここが最後のふんばりどころです、頑張りましょう!!
SNSでの評判は?
八経ヶ岳に行かれた方のTwitterを紹介させていただきますね。
近畿最高峰、日本百名山の八経ヶ岳に。
ガスで見晴らし無し😂
雨の下山💦でしたが、苔が素晴らしく感動✨幻想的な森の風景に癒されました🥰 pic.twitter.com/TzvSI2OfxL— ハピ@山歩き 低浮上 (@chihiro_hapih) August 31, 2020
お山日和♪雪化粧した八経ヶ岳が綺麗(* ´ ▽ ` *) pic.twitter.com/eBG8imbwNW
— *yuka* (@yuk_0407) May 3, 2021
夏山も冬山も、どちらも素敵ですね!
八経ヶ岳・行者環トンネル西口までの行きかたと駐車場情報(靴の洗い場もあります)
今回紹介する “行者還トンネル西口 駐車場” の場所を地図で見ると こちらになります。
また、この駐車場に向かうまでの 道しるべとなるポイントも以下に載せました
↓
- 道の駅『吉野路 上北山』を目印に。
- R168とR309の分岐が出てきたらR309に向かう。
参考にしてみてください。
行者還トンネル登山口の駐車場の全体は 上記のような感じです。
- 約15台ほどが停められるスペース
- 管理棟と思われるプレハブ小屋があり、管理人の人が朝早い時間からいる
- 駐車料金は1000円
- 管理棟の中にトイレあり(利用料は100円)
もしもの時のために携帯用のトイレは持っておいてもいいかもしれませんので、紹介させていただきます(僕も持っています)
駐車場の一角に靴を洗える場所もあります。
登山ルート紹介
登山ルートは、ヤマレコの地図(国土地理院)を引用させてもらっています。
このルートが 日帰りでも行ける、八経ヶ岳への最短ルートになっていると思われ(2022年1月現在)、僕たちもこのルートを通って頂上に行きました。
CT(コースタイム)は?
『山と高原地図』でのCTでは
- スタート〜奥駈道出合まで1時間
- 奥駈道出合〜弥山小屋まで2時間
- 弥山小屋〜八経ヶ岳まで30分
となっていて
僕たちが歩いた時もほぼ このCTと同じくらいでした(休憩5分を3〜4回ほど挟んで)
景色は?
この景色は
聖宝ノ宿跡を越えて、木の階段の道を半分ほど登りきった先に ふと現れます(前途の地図でも赤丸ポイントとしてマーキングした場所です)
それまでは 開けた展望は ほとんどないのでツラいですが、ここから先は景色も右肩上がりに良くなっていくので
ここの展望開けポイント目指して頑張りましょう^ ^
周辺にある施設を紹介
この周辺であれば、『道の駅。吉野路 上北山』が良いかと思います^ ^
- 24時間利用できる駐車場とトイレ
- すぐ近くに上北山温泉・薬師湯がある
特に温泉は山から降りてきたら ぜひ利用したいところ。
- 時間は 日帰り利用で 13:00〜21:00
- 料金は大人700円
- 休館日は第1、3の火、水曜
- 食事ができるレストランもある
詳しくは『上北山温泉・薬師湯』のサイトへ。
館内は綺麗ですし、ちっちゃい(失礼)ですが露天風呂もありましたよ
おわりに(個人の感想)
ここまで読んでいただきありがとうございます!
大峰山脈という渋い雰囲気の山が好きという理由もあり、この近辺の山へと足を運ぶことが多い ここ最近のワタシたちの山行です。
今後も大峰山脈などの奈良や三重、紀伊半島の山を中心に巡っていきますので、また訪問いただければ嬉しいです^ ^
最後まで読んでいただき ありがとうございました!
おわり