伊勢神宮から熊野本宮大社へと通じる古(いにしえ)の道 『熊野古道 伊勢路』
その熊野古道を辿っていく中で巡り合う数々の史跡や文化を紹介していく、更新不定期のこの企画(え?)
今回紹介するのは、三重県熊野市中心部の海岸線を通ると 不意に出てくる…
獅子岩!(かっこいいぞー)
テーマはこのふたつ
- 獅子岩と対にそびえる もう一つの岩?
- 対になってる岩の、本当の意味
に迫ります。
また、この辺りには 獅子岩と同じくらい有名な岩が存在しているのを ご存知ですか?
よかったらこちらもどうぞ↓
獅子岩と対にそびえる もう一つの岩?
はじめに紹介した この獅子のようにも見える岩
世界遺産、天然記念物そして名勝にもなってる 『獅子岩』 といいます(そのまんまやんw)
海から打ち付けられる波の侵食(海蝕)や風による侵食(風蝕)でできたらしいのです。
人の手では ここまでの造形は作れないかも(!?)ですね
この獅子岩の姿形ばかり注目してしまうんですが、じつは獅子岩のすぐ隣には こんな奇妙なカタチの岩峰があるのをご存知ですか?
この岩、『神仙洞』といいます
この岩 よーく見ると“人の横顔” に見えるんですけど、、見えますか??
![](https://tavibito-blog.com/wp-content/uploads/2020/12/B21FE94F-5743-4A4C-B560-99723FCCD470-6333-000003D093F1104B.jpeg)
こんな感じにw
写真ではわかりづらくても、これ実物をみると不思議と人の横顔見えてくるんです←嘘のようなホントの話
そして
この神仙洞と獅子岩の歴史を知るのに重要な場所が、数キロ離れた山の方〈同じく熊野市)にあります
行ってみましょう
対になってる岩の、本当の意味
獅子岩から山に向かってクルマを走らせること30分ほど…
![](https://tavibito-blog.com/wp-content/uploads/2020/12/A4F3C9BA-AC55-499B-BD2F-1BC36C8149EF-6333-000003D099D1296D.jpeg)
![](https://tavibito-blog.com/wp-content/uploads/2020/12/5ACA1F9B-AF82-4911-B668-53483D03FB16-6333-000003D0B02A87ED.jpeg)
『大馬神社』に着きました。
この神社の歴史を記した一文に このようなことが書かれています
『七里御浜海岸の獅子岩(阿の岩)、神仙洞(吽の岩)が古来より当社の狛犬と称されている』
そう、あの海岸にある 二つの大きな岩が、ほとんどの神社の入り口に置かれている狛犬なのです。
その距離 約6キロちょっと。
それを表すように、ここ大馬神社の入り口には狛犬がありません。
なんとも すごいことですね!
まとめ
![](https://tavibito-blog.com/wp-content/uploads/2020/12/0CBD62A6-80E0-4DF8-9DCA-DCF0D2C31203-2097-000001A0213D30B3.jpeg)
“阿!” と
![](https://tavibito-blog.com/wp-content/uploads/2020/12/2378E3A2-9B3C-427F-BD78-AD8BE798FA14-6333-000003D08DA3057D-e1608191604596.jpeg)
“吽!”
ぜひ この辺りにお越しになり、獅子岩を見つけることができたなら、そんな歴史があるんだなぁ〜と思い出してみてください。
おまけ
この辺りにお越しの際は こちらのお宿がオススメ^ ^
一度泊まらせてもらいましたが、魚が抜群に美味しかったですよ
ぜひよければ♪
最後まで読んでいただき ありがとうございました!
おわり