【2026年7月時点の大切なお知らせ】岐阜城は現在、天守閣と資料館が改修工事のため休館中です(天守閣は2026年5月19日〜2027年10月下旬の予定。リニューアルオープンは2027年11月の予定とのこと)。

あわせて、このブログで歩いた「めい想の小径(水手道)」と「鼻高ハイキングコース」は、2025年11月25日〜2027年9月末(予定)まで通行止めになっており、山頂の手前で行き止まりになります。

ぎふ金華山ロープウェー・リス村・展望レストランは営業中で、御城印も引き続き購入できます。ロープウェー山頂駅から天守閣手前までの道も通行できます。

このブログは2019年11月に訪れたときの記録です。お出かけの前に 岐阜市公式サイトぎふ金華山ロープウェー公式サイト で最新の情報をご確認ください。

 

たか
たか
御城印シリーズ、8城目です!

今回紹介するのは、県の名前をそのまま冠したお城。

その名も 『岐阜城』です。

金華山の山頂に建つ岐阜城の天守織田信長がこの城を手に入れたとき、それまでの「稲葉山城」という名前を「岐阜城」へと改めました。つまり 「岐阜」という地名の名づけ親は、信長 ということになります。

そしてこの岐阜城、標高329mの金華山(きんかざん)の山頂に建っています。
つまり城めぐりをしながら、ハイキングまでできてしまうお城なんです。

……ただ。

正直に先に言ってしまうと、天守の中に入って「あれ?」と思った瞬間もありました。
そのあたりも包み隠さず書いていきますので、これから行ってみようかなと思っている人の参考になれば嬉しいです。

旅のスペック:岐阜城+ワンオクのライブ(のはずだった日)

 

  • 訪問日:2019年11月13日(平日)
  • 日程:日帰り
  • 同行者:奥さんと二人
  • 移動:車
  • この日のメイン:夕方から、ポートメッセなごやでのONE OK ROCKのライブ

そうなんです。
この日のメインイベントは、実はお城ではありませんでした。

夕方から名古屋でONE OK ROCKのライブがあり、その「ついで」に岐阜城へ寄ったという流れです。

奥さんは何度かワンオクのライブに行っていましたが、ワタシはこの日が初参戦
朝から気分が上がっていたのを覚えています。

えむ
えむ
ライブの前にお城って、なかなかない組み合わせだよねぇ

……この日がどうなったかは、記事の最後に書きます(^^;

岐阜城の歴史を少しだけ

岐阜城のはじまりは、鎌倉時代に築かれた「稲葉山城」といわれています。その後、あの斎藤道三が拠点としたことで知られるようになりました。

そして1567年。
織田信長がこの城を攻め落とし、city名も城名もまとめて「岐阜」へと改めます。

このころから信長は「天下布武(てんかふぶ)」の印を使いはじめたとされていて、岐阜城は信長が天下統一へ動き出した、その出発点の城ということになります。

現在の天守は、1956年(昭和31年)に再建されたもの。
いわゆる「復興天守」です。

……この「復興天守」という言葉が、あとでちょっと効いてきます。

岐阜城の御城印|「登城記念」の墨字と、三つの朱印

岐阜城の御城印(登城記念・令和元年十一月十三日)こちらが岐阜城の御城印です。

「登城記念」の文字と、力強い墨字の 「岐阜城」
そこに三つの朱印が重なっていて、なかなかの迫力があります。

日付は 「令和元年十一月十三日」。令和になったばかりの年の御城印、というのも今思えば記念になりました。

専用の台紙(袋)も付いてきて、こちらには岐阜城のシルエットが薄く印刷されています。

たか
たか
この三つの朱印が重なった感じ、好きです!

正直に書いておくと、どこで買ったのか、いくらだったのかを覚えていません…。
平日だったので待ち時間はなかったと思うのですが、そこまで記憶が残っていませんでした(^^;

※2026年7月時点では、ぎふ金華山ロープウェー山麓駅の売店で1枚300円で販売されているようです。天守閣が休館中でも御城印は購入できるとのことですが、念のため事前にご確認いただければと思います。

金華山を歩いて登る|めい想の小径から約1時間

岐阜城へはロープウェーで上がることもできますが、ワタシたちは歩いて登りました。選んだのは 「めい想の小径(こみち)」 というコースです。

金華山「めい想の小径」の登山口かかった時間は 約1時間ほど
金華山は標高329mなので、山としては低い部類に入ります。

ただ、ここが良かったところなんですが——
途中に眺めのいい場所がいくつもあって、飽きずに登れました。

金華山 めい想の小径の登山道 めい想の小径の途中から見た岐阜の街並み 金華山の登山道から望む長良川と市街地「あと何分?」と考える隙がないくらい、景色が変わっていく感じ。
低山のハイキングでこれは嬉しいポイントだなと思いました(あくまで個人の感想です)。

えむ
えむ
気づいたら登りきってた感じだったね!

金華山のコースは複数あります

金華山には10ほどの登山道が整備されていて、コースによって難易度が変わります。

  • めい想の小径(水手道)…約50分。初心者向けといわれるコース(ワタシたちが歩いた道)
  • 馬の背登山道…約40分。急登があり、入口に「老人・幼児には無理です」と書かれた看板が立っているほどのコース
  • 七曲り登山道…約60分。もっとも傾斜がゆるやかなコース

初めて登られるなら、めい想の小径か七曲り登山道が歩きやすいかなと思います。

※前述のとおり、「めい想の小径」と「鼻高ハイキングコース」は2027年9月末(予定)まで通行止めで、山頂の手前で行き止まりになります。歩いて登られる場合は、必ず岐阜市公式サイトで通行できるコースを確認してからお出かけください。

持っていくとよいもの

低山とはいえ「山」ですので、最低限の準備はしておきたいところです。

[必須]

  • 歩きやすい靴(スニーカーでも歩けますが、滑りにくいものを)
  • 飲み物(夏場は多めに)
  • 雨具(山の天気は変わりやすいので)

[あると便利]

  • 行動食(あめ・ようかんなど)
  • タオル(低山でも汗はかきます)
  • 小さめのザック

ワタシは普段からトレイルランニングシューズを履いているのですが、金華山くらいの山であれば軽い靴のほうが歩きやすいかもしれません。
雨具について詳しく書いたブログもありますので、よかったら参考にしてみてください。

山で雨に降られたら?実際に使っている雨対策グッズと、雨・霧だからこその絶景

天守へ|「昔ながらのお城」を想像して入ったら…

さて、ここが今回いちばん正直に書きたいところです。

山頂に立つ天守を見上げたとき、率直に「おお、立派だ」と思いました。
石垣の上にすっと建つ姿は、まさに山城の風格。

そして、いよいよ天守の中へ。

山頂から見上げた岐阜城の天守と石垣 岐阜城 天守内部の展示(復興天守の館内)……中は、木造ではありませんでした。
普通のコンクリート造りで、つくりとしては博物館のような内装

昔ながらのお城の、あの独特な木の質感や急な階段を想像して入ったので、そのギャップにちょっと驚いてしまいました…。

たか
たか
「あ、そういう感じかぁ」って声が出ましたね(笑)

ここだけの話、正直に言うと ちょっと残念な気持ちになりました。
ただ、これはワタシが「復興天守」というものを知らずに入ったせいでもあります。

先に書いたとおり、現在の天守は1956年に再建されたもの。木造の現存天守と同じものを期待して行くと、ギャップを感じるかもしれません。

逆に「歴史の展示を見に行く場所」と思って入れば、印象はまた違ったのかなとも思います。
このあたりは、先に知っておくだけで満足度が変わる部分かなと思うので、正直に残しておきますね。

ただし、天守からの眺めは本当によかった

内装のことは書きましたが、天守からの眺めは文句なしでした。

岐阜城の天守から見た長良川と岐阜市街の眺望眼下に大きく蛇行する長良川。そのまわりに広がる岐阜の街並み。
そして遠くには、うっすらと山並みが連なっています。

信長もこの景色を見ていたのかなと思うと、なんだかじんわりきます。
この眺めだけでも、登ってきた価値は十分にありました。

城内で見つけた、面白い壁絵

天守やその周辺には、写真を撮って楽しめる仕掛けもありました。

岐阜城のトリックアート(忍者の手裏剣を防ぐ)手裏剣や槍、刀がこちらに飛んでくる——という構図のトリックアート。見つけた瞬間、迷わず飛び込んでいました(笑)

登山のザックを背負ったまま必死に防いでいる自分の写真を、後から見返すとなかなかシュールです…(^^;
こういう遊べる仕掛けがあると、お城が一気に身近になりますね。

リス村にも寄ってきました

金華山の山頂駅のそばには 「金華山リス村」 があります。

金華山リス村のタイワンリスタイワンリスにエサをあげられる施設で、手袋をつけてエサを持つと、リスが手にのってきてくれます。
お城のあとにこれ、というのがなかなか贅沢な組み合わせでした。

えむ
えむ
のってきたときの、あの小さい爪の感触がたまらなかったです

山頂グルメ|信長どて丼と、思わぬ再会

お昼は山頂にある 展望レストラン「ル・ポン・ドゥ・シェル」(ポンシェル)でいただきました。
注文したのは 「信長どて丼」

展望レストラン ル・ポン・ドゥ・シェルの信長どて丼お値段は780円(2019年11月当時)。牛すじと豚ホルモンを、それぞれ味噌でじっくり煮込んだ丼です。

聞けばこの信長どて丼、岐阜市のご当地B級グルメフェスティバルでグランプリを獲った一品なんだそうです。

味噌のこくと甘み、そしてとろりと煮込まれた牛すじ。ご飯にのせた甘辛い味噌が、登ってきた体にじんわり染みていきます。
刻んだねぎと白ごまがのっていて、見た目より後味がさっぱり。

……これ、あと一杯いけたかもしれません(笑)

そして、まさかの再会

このレストランで、思わぬことが起きました。
なんと、ここで働いている山友達と偶然会ったんです。

まさか岐阜城の山頂で会うとは思っていなかったので、お互いにびっくり。

たか
たか
山でつながった友達に、山の上で会う。嬉しかったです!

こういう偶然があると、その日の旅がぐっと特別になりますね。

岐阜城へのアクセスと駐車場

ワタシたちは車で向かいました。

  • 住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18
  • ふもとの拠点:岐阜公園(ここからロープウェーにも登山道にもアクセスできます)
  • ロープウェー:ぎふ金華山ロープウェー(山麓駅〜山頂駅を約3分)
  • 駐車場:岐阜公園周辺の駐車場を利用しました

駐車場の料金までは覚えていないのですが、岐阜公園の周辺にいくつか駐車場があるので、そこに停めるかたちになると思います。
歩いて登る場合も、ロープウェーで上がる場合も、まずは岐阜公園を目指せば大丈夫です。

そして、ライブは中止になりました

岐阜城を満喫し、どて丼も食べ、山友達にも会えて。
いい流れのまま、夕方のライブへ向かいました。

ONE OK ROCKのライブ会場・ポートメッセなごや……が。

この日のONE OK ROCKの公演は、中止になりました。

「ONE OK ROCK 2019-2020 “Eye of the Storm” JAPAN TOUR」の愛知公演。
リハーサル中にボーカルTakaさんの喉の炎症がひどく、歌うことが難しい状態になってしまったためだと発表されていました。

メンバーとスタッフでギリギリまで話し合った結果の判断だったそうです。

たか
たか
ワタシ、この日が初めてのワンオクだったんです…。

正直、かなり落ち込みました。会場の空気が「えっ」となる、あの独特の感じも忘れられません…。

ただ、体があってのステージですから。
Takaさんはその後、11月21日の愛媛公演で復帰されました。

無理をしてでもやる、という選択をしなかったことに、あとから納得したのを覚えています。

えむ
えむ
でも、お城とどて丼はちゃんと楽しんだもんね!

帰りに、レゴランドの前を通りました

ライブがなくなって手持ちぶさたになったので、すぐ近くにあったレゴランドへ寄り道してみました。

名古屋のレゴランド・ジャパン(外観)とはいえ入園はせず、外からチラッと眺めただけ。

それでも「せっかく名古屋まで来たんだから」と少しだけ寄れたのは、気持ちの切り替えになりました。

予定が崩れた日でも、その日にあった良いことは残る。
いま振り返ると、そんな一日だったなと思います。

今回の岐阜城、満足度は?

正直なところを、項目ごとに書いてみます。

項目 評価 ひとこと
天守からの眺め ★★★★★ 長良川と岐阜の街並み。これは登った甲斐あり
金華山のハイキング ★★★★★ 約1時間。眺めのいい場所が多くて飽きなかった
信長どて丼 ★★★★★ 味噌のこくが登った体に染みました
御城印 ★★★★☆ 三つの朱印が重なる迫力。台紙付き
アクセスのしやすさ ★★★★☆ 岐阜公園を目指せばOK。歩きでもロープウェーでも
天守の中(展示) ★★★☆☆ コンクリート造りの博物館。木造を想像して入ると驚きます

天守の中だけは、正直に★3にしました。
「復興天守だと知って入る」だけで、この評価はきっと変わります。

まとめ:ライブは流れたけど、城と山と、どて丼は残った

岐阜城をふりかえって思うのは、「お城だけの場所じゃない」ということです。

  • 標高329mの金華山を歩いて登れる(約1時間・眺めのいい道)
  • 天守からは長良川と岐阜の街並みを一望
  • 山頂にリス村と展望レストランがある
  • 信長が「岐阜」と名づけた、天下布武の出発点

天守の中身には正直ちょっと面食らいましたが、それも含めて記憶に残る一日でした。

そして何より——この日は、ライブが中止になった日です(^^;
初参戦がお預けになった日に、たまたま登った城。

そう考えると、忘れようがない御城印になりました。

えむ
えむ
天守閣がリニューアルしたら、もう一回登ってみたいかも♪

天守閣は2027年11月にリニューアルオープン予定とのこと。生まれ変わった中身を見に、また金華山を登りたいなと思っています。

最後まで読んでいただき ありがとうございました!

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